| 揺れる日本語どっち?辞典 |
現代人の日本語の使い方が揺れている。
ただ著者がどの表現が正しいかを規定するのでなく、現状を把握し、今後の日本語がどうなっていくかを見守っていくという立場がとても好感を持てた。
また本の中身は事例が数多く掲載されており、辞典というだけのことはある。
なので本を読もうと思ってはいけない、気になる箇所のみ見れば十分だ。
例えば国語辞典や英和辞典を最初から最後まで読み込む人がいないように(もしかしたそんなことをした強者もいるかもしれないが笑)、ペラペラめくり目に留まる事柄を見てみると面白い。
ペラペラとページをめくっているとカラ―バス効果ではないが、自分と関係性のある箇所が目にとまると思う。
ただこれだと、面白味がない。
なので、家族でクイズを出しあったり、学校や団体の問題に使ってみると盛り上がると思う。
家族で世代間の日本語の使い方の違いがわかって、そこから家族の会話や論争が始まるのが目に浮かぶ。
日本語は、どんどん変化していると思うし、時代によって変わってきて当然。
もちろん正しい表記も必要かもしれないが、間違った読み方が100年後には常識になることもありうる。
そんな時代の流れを感じながら読むと、なかなか話が膨らむ書だ。
一人でなく、みんなで共有して読むことをお勧めする。