だいぶ遅くなりましたが、読んでみました。
もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら/岩崎夏海
評価:★★★☆☆
■なぜ売れた?
良書でもないかもしれませんが、まず200万冊以上売ることが凄いと思います。
売れた理由はバックに秋元康さんがいたこともあるでしょうが、ポイントは2つあると思います。
①今まで誰も発想しなかった「女子高校生」と「ドラッカー」を結びつけた
②萌えキャラを使った所
①は、AKB48に近いかもしれません。
女子高校生は私達が背伸びしないで手の届く存在だからです。
すると「自分にもわかるんじゃないか?」ってなったんじゃないかと。
②は、今までドラッカーや経営学に興味を持たない人が購入者になった。
「おっ、可愛い子の小説か。読んでみようかな」っとこんな心の声が聞こえてきたとかこないとか。
絵でこの書籍に惹かれた人も多いんじゃないでしょうか。
私もそんな一人ですが(笑)
■なぜ評判が悪い?
うーん、色々と考えたんですが、ポイントは2つかと思います。
③全然小説チックじゃない
④普段より勉強している人には内容がないように見える
③は、私が読んで感じたことです。
他のamazon評価も読んでもそうなので、大体の人が感じていることでしょうか。
小説と思って読むと、表現力や本へ引き込む力は弱いかなって思いました。
でも、そもそも、この本に小説のような持ち味を求めること自体が間違っていると思いますが。
小説読みたい人なら、自分の好きな小説家を読んでいればいいと思います。
④は、上司から勧められて読んだり、普段から勉強している人です。
そのような人は、知識量がありますから、最初から読まなくてもいいんだと思います。
それで書籍に文句を言うのも間違っています。
この書籍は「女子高生」に目線を合わせているんですから。
■どんな人に読んで欲しい?
個人的には経営に興味なかったって人に読んで欲しいです。
例えば、子供を持つ親、学校のPTA役員、部活に所属している人、サラリーマン等など。
逆に普段からドラッカー読んだり、自己啓発読んでいる人は読まなくていいと思いますよ。
愚痴をいいたくなるだけだと思うので。
■自分が感じたポイント
やはり「女子高生」と「ドラッカー」を結びつけた点が良かった。
特に、どのように落としこみをするのかが話を読んでいて面白かったし、可能性を感じた。
私も高校大学とバスケ部だったが、その時に読んでいたら、
「このような考え方もあるんだ」と実践したくてたまらなかったと思う。
書籍を読んだ人にしかわからないが、
家庭科部とのコラボは体育会系にとっては嬉しいんじゃないだろうか。
他にも吹奏楽部の応援、陸上部・柔道部とのつながり。
でも、これってどんな組織に所属していても応用できる可能性を感じた。
だから読んで良かったと思う。
■書籍ポイント企業の目的:顧客の創造
企業の機能:マーケティング、イノベーション
組織を運営する上で常に心がけたいポイントです。
目標の集中・市場地位
目標をどのように設定するかの大切さ。
人を生かす(人の強みを生産し、人の弱みを中和する)
これは組織だからこそできること、これって大事です。
働きがい3つの条件
生産的な仕事、フィードバック情報、継続的学習が不可欠
うーん、これってなかなか落とし込みが難しい。
ちゃんと実践をしていきたい。
■これから
本を読んだ後は、実践・実行・落とし込みをして行きましょう。
また内容は薄くなっているので、もと詳しい情報が欲しい人は「他のドラッカー書籍」を購入した方がいいでしょう。
部活動ならDVDを部費で購入して、みんなで一緒に見るのもいいと思いますよ。
その後は他の部に少し安くして売っちゃうとかもできますしね(笑)
おおきに。