2012年4月21日

【マインドマップ式書評】親が反対しても、子供はやる/大前研一


親が反対しても、子供はやる 
大前研一氏の書、
「親が反対しても子供はやる」を読了した。



驚いたのは10年以上も前に書かれた書物であること。
子供の教育に関する問題は今も変わっていない。
要するに、何も進んでいないのだと思う。


日本の教育は詰め込みであり、価値が低い。
特にインターネットを活用して簡単にほしい情報にアクセスできる時代では、書かれているような知識は役に立たない。


そして、そんな勉強をするぐらいならゲームをしたほうが良いとまで大前氏は発言している。
ゲームと言っても、RPGやシムシティのように考えることが必要なゲームを指しており、私は妙に納得してしまった。


親は子供に対して価値観を押し付ける時代は終わったのかもしれない、いや終わっているのかな。
時代の流れが急速に早くなっている今、親の世代と子供の世代では生き方が変わってきていることを、まずは認識しなければいけない。


例えば日本教育の欠点が現れているのが英語学習であり、10年やってもろくな力がついていない。
私自身も英語力がついていないし、そもそも学習でしばりつけること自体がおかしい。
英語は「自己表現」のためにあると氏は言っている。


だからこそ、まず家庭がしっかりとする必要がある。
子供に愛情を注ぎ、どれだけ時間を使うか、家族のスケジュールを大切にするかだ。


個人的には氏のイメージからして家庭を蔑ろにしていそうだったが、そんなことはなかった。
サラリーマンよりも忙しいはずなのに、家庭を重要視し大切にしている。


子供とはベストフレンドとさえ言っている。
そして家庭が安定基盤になれば、子供は危険な道にも進みやすくなると。


いい大学に入って、いい会社に入るだけが正解ではない。
そして、その考えがリスクになる時代が来ている。


それを見越してか、自分らしい生き方が重宝され、自分で考え進む時代が来ている。
これからは「個性」や「スキル」が売りになると書かれている。


実際に新たな生き方として、安藤美冬さんが情熱大陸に取り上げられたりしている。
他にも高木新平さん、MGさん、phaさん、など面白い生き方をしている人が際立ってきているように感じる。


20世紀は答えがある時代だったかもしれないが、時代の流れが速い21世紀は答えがない時代。
自分らしい生き方が求められてきている。


一度きりの人生だからこそ、自分の人生をしっかりと設計して楽しく生きたい。


~著書で気に入った言葉を抜粋~

自分の人生は
今日スタートしたと思うことだ。
今日の自分はすべて明日への原点。
今日の生き方しだいで
どんな明日でも出てくる。
           
           大前研一