2012年5月12日

【マインドマップ式書評】人間の品格

人間の品格―日本人のあるべき生き方・働き方・リーダー学



人間の品格を読了した。
ある程度危機知っている著名な方を10名に関する書だったので興味があった。


しかし、実際に「人間の品格」を読んでみると、
自身が期待したような書ではなかった。


それは著者が文学系よりの人物であり、
エッセイなどを書いてきた人の文章なため、新書のような内容にはマッチしていないからかもしれない。


正直、途中読破することに挫けそうになることもシバシバ。
個人的には、「この本は合わない!」と感じたら購入して途中まで読んだとしても、読書を中止することをお勧めする。


書を読んでいくと感じることがあった。
それは文章がとても読みづらい、もしくは私に合っていないみたいだ。


また「人間の品格」で選出されている10人にどうして絞ったのかも、
著述されていないので、とても残念に思う。


結果、内容がチグハグになっている印象を受け、
書を読むにあたって「何を得るために読むか」が明確になりにくいかもしれない。


10人に関して書かれていることで、今まで知らなかったこともある。
ただインターネットが普及している現代では、ここに書かれている本の7割の情報はゲットできるだろう。


なので10人の内、1~3人について興味があるなら、
自分でインターネット検索してみたほうが早いかもしれない。


もし10人のサマリーが気になるなら、
購入もアリかなと思う程度だ。


やはり10人を語るのに、239ページは少なかったのかもしれない。
そういう意味では、この書を読んで気になった人物ができたら、アマゾンでその人に関する書籍を購入してみると知識は深まりそうだ。


全体を通して著者は、
やっぱり後半の人々について書きたかったのだろう。


最初に出てきている渡邉氏、稲盛氏、孫氏などは、現代のニーズに合わせて、
編集者と申し合わせたような感じがした。


後半になるにつれ、一度も出てきていない文学系の人物に関して名前が多く出てくる。
そこが大変困った。


逆に文学が好きな方からすると、
大変読みやすい書なのかもしれない。



ちなみに稲盛氏の書なら
成功への情熱―PASSION (PHP文庫) 」をおすすめする。

2012年5月10日

書評:揺れる日本語どっち?辞典

揺れる日本語どっち?辞典

現代人の日本語の使い方が揺れている。
ただ著者がどの表現が正しいかを規定するのでなく、現状を把握し、今後の日本語がどうなっていくかを見守っていくという立場がとても好感を持てた。


また本の中身は事例が数多く掲載されており、辞典というだけのことはある。
なので本を読もうと思ってはいけない、気になる箇所のみ見れば十分だ。


例えば国語辞典や英和辞典を最初から最後まで読み込む人がいないように(もしかしたそんなことをした強者もいるかもしれないが笑)、ペラペラめくり目に留まる事柄を見てみると面白い。
ペラペラとページをめくっているとカラ―バス効果ではないが、自分と関係性のある箇所が目にとまると思う。


ただこれだと、面白味がない。
なので、家族でクイズを出しあったり、学校や団体の問題に使ってみると盛り上がると思う。
家族で世代間の日本語の使い方の違いがわかって、そこから家族の会話や論争が始まるのが目に浮かぶ。


日本語は、どんどん変化していると思うし、時代によって変わってきて当然。
もちろん正しい表記も必要かもしれないが、間違った読み方が100年後には常識になることもありうる。


そんな時代の流れを感じながら読むと、なかなか話が膨らむ書だ。
一人でなく、みんなで共有して読むことをお勧めする。